次のとおり在上海日本国総領事館から情報提供がありましたので、ご注意ください。
鳥インフルエンザ関連情報(第88報)
(浙江省における感染例の発生など)
在上海日本国総領事館
2014年6月27日
1.香港衛生当局は24日、大陸の衛生当局が同局に通告した内容として、浙江省で鳥インフルエンザA(H7N9)による新たな感染例1例が確認されたと発表しました。同発表による感染者の状況は以下のとおりです。
51歳の男性1名が浙江省内の病院で治療中。
2.広東省衛生計画生育委員会の17日の発表によれば、広東省で1例の新たな感染例が確認され、同患者は9日に死亡しました。
3.現時点において、中国本土における鳥インフルエンザA(H7N9)の感染者数は、上海市、安徽省、江蘇省、浙江省、北京市、河南省、山東省、江西省、福建省、湖南省、河北省、広東省、貴州省、広西チワン族自治区、吉林省の2市12省1自治区の計439
(上海41名、安徽18名、江蘇57 、浙江139 、北京5名、河南4名、山東5 、江西8名、福建22名、湖南23名、河北1名、広東110 、貴州1 、広西3名、吉林2 )となり、そのうち、死者は165 (上海20名、安徽12 、江蘇21 、浙江47名、江西1名、河南1名、湖南10 、河北1名、広東36 、福建5名、貴州1名、北京1名、山東1名、場所不明8 )です。
※上記感染者数には、臨床症状がなかった北京市の男児の感染例1例が含まれています。昨年12月末に台湾旅行中に感染診断が確定し、1月に死亡した江蘇省の86歳の男性の症例は、台湾到着前に感染していた可能性が高いため、上記感染者・死亡者数に含めています。また、マレーシア旅行中に感染診断が確定した広東省の67歳の女性の症例は、マレーシア到着前に感染していた可能性が高いため、上記感染者数に含めています。
※中国国家衛生・計画生育委員会は、昨年11月以降、鳥インフルエンザA(H7N9)を乙類伝染病に分類し、個別の感染ケースを各省の衛生当局が発表することはやめ、各月中旬に各省が前月の感染者数・死亡者数を発表するという発表方法に変更しています。したがって、上記の感染者・死亡者の数字には、報道等で確認されたものも含まれています。
※江蘇省衛生和計画生育委員会が13日に発表した2014年5月の全省法定伝染病の発症及び死亡数の統計によれば、同省内で鳥インフルエンザA(H7N9)による5月の発病数は3名、死亡数は2名となっています。
※安徽省衛生和計画生育委員会が11日に発表した本年5月の全省法定伝染病の発症及び死亡数の統計によれば、同省内で鳥インフルエンザA(H7N9)による5月の死亡数は1名となっています。
4.かかる状況を受けて、在留邦人の方におかれては、以下の諸点にご注意願います。
(1)3月以降、感染の発生の頻度は若干落ちついてきておりますが、今後の感染動向に十分に注意して下さい。5.当館では新たな情報が得られ次第、当館ホームページ等でお知らせします。
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