鳥インフルエンザ関連情報(第42報)
(北京市における新たな感染例の発生)
1.北京市衛生局は、28日、同市の6歳の男児について、鳥インフルエンザA(H7N9)の感染を確認したことを発表しました。発表の主要点は以下のとおりです。北京市では3例目の感染確定症例(1名は臨床症状なし)となります。右感染例に関する発表の内容は以下のとおりです。
徐某、男性、6歳、北京市海淀区在住。5月21日、発熱を伴う喉の痛み、頭痛を発症し、北京大学人民医院で診察。家族は家禽との接触歴を否定。5月22日から24日にかけて、毎日病院で点滴を受け、5月23日午後、体温は正常に戻り、症状は消え、5月24日午後には幼稚園に登園。患者が治療期間中、採取したサンプルを疾病予防コントロールセンターに送付し、市及び区の検査及び再検査の結果、5月28日患者は鳥インフルエンザA(H7N9)ヒト感染と確定診断された。現在、患者の健康状況は良好。濃厚接触者50人には現時点では異常は見られない。
4.かかる状況を受けて、在留邦人の方におかれては、以下の諸点にご注意願います。
(1)発熱、咳などの呼吸器感染の症状が発症、特に高熱の発症や呼吸困難の症状が見られた場合は速やかに医師の診断を受けるようにお願い致します。医療機関受診の際の注意点等については、在上海日本国総領事館ホームページの「鳥インフルエンザ関連情報」ページに掲載されておりますのでご確認ください。
(2)不用意に鳥・家畜に近寄ったり触れたりせず、手洗い、うがい等を励行し、衛生管理に十分注意してください。また、十分な栄養、睡眠をとり、平素からの体調管理に気をつけてください。
(3)外出する場合には、人混みはできるだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がけてください。
(4)その他、感染地域滞在の注意事項については、外務省の海外安全ホームページ「海外渡航者のための鳥及び新型インフルエンザに関するQ&A」を御参照ください。
(5)また、4月26日に行われた賀来満夫東北大学大学院医学系研究科教授による講演相談会の資料が在上海日本国総領事館ホームページに掲載されております。鳥インフルエンザA(H7N9)の特徴や予防の知識などの情報が多数含まれておりますので、是非ご活用ください。
また、在上海日本国総領事館ホームページに関連情報が掲載されていますので、 ご参照下さい。
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