HOME > お知らせ > 4月24日現在上海市の状況(鳥インフルエンザ関連情報)
鳥インフルエンザ関連情報(第26報)
(浙江省・安徽省における感染例・死亡例の発生など)
1.23日、浙江省・安徽省の政府は鳥インフルエンザA(H7N9)の新たな感染例を計3例確認したこと等をそれぞれ発表しました。感染例等に関するそれぞれの発表の内容は以下のとおりです。
(1)浙江省発表
(ア)23日15時までに下記2名の感染を新たに確認した。いずれの患者も重症である。
(a)男性、洪某、84歳、杭州市在住、退職者。15日発病、現在、杭州市某医院にて治療中。
(b)男性、宋某、62歳、杭州市在住、農民。15日発病、現在、杭州市某医院にて治療中。
(イ)17日に感染診断が確定した趙某(男性、86歳、退職者、杭州市在住)は、23日午前、治療の甲斐なく死亡した。
(ウ)現在、浙江省で鳥インフルエンザA(H7N9)に感染した患者は42名、そのうち6名が死亡、2名が回復の後退院、34名が入院して治療中。
(2)安徽省発表
男性、王某、91歳、ジョ(シ除)州天長市在住。14日発病、現在ジョ(シ除)州市某医院にて治療中、症状は比較的重い。23日、鳥インフルエンザA(H7N9)の感染を確認。濃厚接触者は35名であり、現在までに異常は見られない。
2.山東省政府は、23日、同省の棗庄市の市立医院で収容治療されている36歳の男性に対し、同省で初めてとなる鳥インフルエンザA(H7N9)の感染を確認しました。
3.これにより、鳥インフルエンザA(H7N9)の感染者数は、上海市、安徽省、江蘇省、浙江省、北京市、河南省、山東省の2市5省の計109名(上海33名、安徽4名、江蘇24名、浙江42名、北京2名、河南3名、山東1名)となり、そのうち、死者は22名(上海12名、安徽1名、江蘇3名、浙江6名)となりました。
※上記感染者数には、臨床症状がなかった北京市の男児の感染例1例が含まれています。
4.かかる状況を受けて、在留邦人の方におかれては、以下の諸点にご注意願います。また、労働節期間中の旅行に関しては、17日付で在上海日本国総領事館ホームページに掲載されている「鳥インフルエンザ関連情報(第19報)(労働節期間中の旅行についての注意喚起)」もご参照願います。
(1)発熱、咳などの呼吸器感染の症状が発症、特に高熱の発症や呼吸困難の症状が見られた場合は速やかに医師の診断を受けるようにお願い致します。医療機関受診の際の注意点等については、3日付で在上海日本国総領事館ホームページに掲載されている「鳥インフルエンザ関連情報<国立感染症研究所の解析結果及び医療機関受診の際の注意など>」も御参照下さい。
(2)不用意に鳥・家畜に近寄ったり触れたりせず、手洗い、うがい等を励行し、衛生管理に十分注意してください。また、十分な栄養、睡眠をとり、平素からの体調管理に気をつけてください。
(3)外出する場合には、人混みはできるだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がけてください。
(4)その他、感染地域滞在の注意事項については、外務省の海外安全ホームページ「海外渡航者のための鳥及び新型インフルエンザに関するQ&A」を御参照ください。
また、在上海日本国総領事館ホームページに関連情報が掲載されていますので、ご参照下さい。
2013 (C) 日本公益財団法人徳島産業振興機構上海代表処 All Rights Reserved.
沪ICP备11004261号