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【上海市内の大気汚染について】
上海市内においては、春節を祝う花火や爆竹の影響により、春節期間中の2月10日午前1時に、大気中の微小粒子状物質「PM2.5」の濃度が1立方メートル当たり523.7マイクログラムと過去最高値を記録した。
その後、交通量の減少や企業活動の休止により、PM2.5等による大気汚染は一時改善されたものの、春節休みが明けて経済活動が活発になるにつれて、再びPM2.5等の濃度が上昇傾向にある。
今後も、上海市等が発表している汚染指数等には十分留意し、汚染指数が高い場合は外出を控えたり、マスクを着用するなどの措置が必要になると考えられる。
なお、下記の在上海日本国総領事館ホームページに、汚染指数を公表している上海市環境監測中心等へのリンクが掲載されているので、参照されたい。
http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/life/new130207.html
【鳥インフルエンザについて】
貴州省貴陽市にて、鳥インフルエンザの人への感染が2件報告されており、1名が亡くなり、1名は重体となった。その後、他の感染例は報告されていない。
上海市及びその近郊においては、直近では鳥インフルエンザの感染例は報告されていないが、念のため、不用意に鳥に近寄ったり触れたりせず、手洗い、うがい等を励行し、衛生管理には十分留意する必要があると考えられる。
また、在上海日本国総領事館ホームページに関連情報が掲載されているので、参照されたい。
http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/life/new130217.html
【1月の自動車販売】
中国自動車工業協会によると、1月の中国新車販売台数は、前年比46.4%増の203万4500台。月間で初めて200万台を突破。春節の時期のずれ(昨年1月→今年2月)から営業日数増加も影響。日系車は前月比3.1%増、前年同月比で12.0%増で22万4000台。4年連続の世界一。12月だけみると、日本車は前月比で27.6%増となり回復基調。国別シェアでは外国車ではドイツに次ぐ二位の12.98%。
【1月の訪日観光】
前年同月比で47.6%減の73000人。日中関係悪化の影響もあるが、ただ、昨年は春節が1月にあり、今年は2月に当たるため旅行客がずれ込んでいる可能性もある。
【上海市内の小売等の販売状況】
■市内のデパートや小売店の状況
・高級デパート、大手スーパーでは日系製品の棚外しなどもなく平常どおりの模様。
・電器量販店・デパートなども日本製品は平常通り売られている。
・日系コンビニでも日系製品通常通り売られている。
・その他、ショッピングモールやローカルスーパー等で目に見えての変化は今のところ大きいとは思えない。
■日本料理店の状況
・客足はほぼ平常に戻っている。一般的に中国人客が6割ぐらいいる。
■日系化粧品メーカーの情報
・上海市内の有名どころの高級百貨店やスーパーでは問題なく売られている。
■日系飲料メーカーの状況
・上海市内では特段影響なく売られている。
■日系食品メーカー
・上海市内では特段影響なく売られている。
■日系家電メーカー
・上海市内では変わらず日系製品が売られている。
■ホテル業界の状況
・日系ホテル、ローカル系ホテルとも出張者はもどりつつある。
・ただ、春節前後は元来閑散期なので3月期が回復を示す目安になる。
■通関の状況
・一部、海産物系の通関が1ヶ月以上遅延しているという報告がある。
・一般の荷物の輸送も影響がなく見える。
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