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【デモの動き】
■ 9月19日~28日まで、デモの大きな動きなし。
総領事館前はバリケードで車両の通行を封鎖しているものの、歩行者は通行できる。
【日本製品不買の動き】
■デパートや小売店の状況
・高級デパートでは日系製品の棚外しなどもなく平常どおりの模様。
・大手スーパー・カルフールで日本製品の販売中止となったとの情報があったが、
在庫分なのか、中山公園店では日本製品は軒並み陳列されて売られていた。
・電器量販店・デパートなども日本製品は平常通り売られている。通りに面する日系テナントは窓に中国国旗を貼っているところもあった。
・日系コンビニでも日系製品通常通り売られている。
・その他、ショッピングモールやローカルスーパー等で棚外しの報告があるが目に馬手の変化は今のところ大きいとは思えない。
■日本料理店の状況
・客足はほぼ通常の6割から7割。減少要因は中国人の減少と日本人が自粛していること。
■日系化粧品メーカーの情報
・ショッピングセンターでの棚落ち(棚から商品が卸される)が発生している。
・テレビ広告が禁止された。
・高級百貨店やスーパーでは問題なく売られている。
■日系飲料メーカーの状況
・日系小売店の休業や日系以外のスーパーによる製品排除の動きも多少あり、納品不可及び減少という状況
・発注取り消し、返品等もあり
■日系食品メーカー
・日本製品だとわかると購買をやめる人がいて、売上げ20%減少した。
・在庫がなくなったら日本製の商品は仕入れないと連絡があった。
■日系家電メーカー
・政府系の入札から排除された。
・電機量販店からの棚外しの報告もあったが、消費者から見たところ変わらず日系製品が売られている。
■日系機械部品メーカー
・日系であるという本来のセールスポイントをアピールできなくなった
■その他
・中国不動産会社5社が日本製品の不買を発表。
・商品発表イベントの延期
・イベントの現地補助要員が集まらない。
■通関の状況
・例年、国慶節前は厳しくなるのでそのせいかどうか見極めが難しい。
・検査率は天津と上海で上昇しているという情報。
■一般消費者の状況
・日本車については持っているだけで(デモ隊とか反日の中国人に)壊されるという印象が強いため、買い控えの心理が働く
・よほどのこだわりがない限り、代用が効くものは無理に日本のものを買わなくてもいいという動きはあるだろう。車もそうだが、電機製品や化粧品など。
・少なくとも見て、日本のものとわかる製品の場合、買うか買わないか今後、多少躊躇することになる。
■ホテル業界の状況
・日系ホテル、ローカル系ホテルとも日本からの観光客が激減している。
・日本関係のセミナー等の中止。
■観光・旅行の状況
・現状、上海市旅遊局からの訪日旅行取扱自粛勧告はない。
ただ、「訪日旅行は催行して良い、但し、旅行者の安全を確保すること」という通告があり。中国の国家旅遊局が同様の通告をしており、それを受けたものと思われます。
・浙江省旅行社協会は、「訪日旅行の取扱自粛を建議」というような文書を旅行会社に発信。ただ、現状各社共、訪日一般募集団体旅行の広告、販売を基本的に自主判断で取りやめている。理由は、そもそも販売しても申し込みする顧客がいないこと、また、訪日商品を販売していることが対消費者にマイナスイメージになることが挙げられる。
・個人観光や商務団等は、「来る者拒まず」で、顧客がいれば手配・販売はしているが、数は多くない。また、キャンセル料を徴収しない旅行会社も多いため、キャンセルも相次いでいるのが現状。
・9月21日、無料新聞「時代報」によると、推計では10月国慶節の期間、日本線の搭乗率は60%、その後は40%を維持するのも難しいだろうとのこと。9月から11月までの、日本からの団体客のキャンセル数は3800席、同じく中国からの団体客のキャンセル数は15000席と報道。
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