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【デモの動き】
■ 9月19日~23日まで、デモの大きな動きなし。
総領事館前はバリケードで車両の通行を封鎖しているものの、歩行者は通行できる。
【日本製品不買の動き】
■ 9月23日,24日の週末、市内の日系デパートや小売店などは日系製品の棚落ちなどもなく平常どおり営業がなされていた。
ただ、中国全国レベルでは次のような情報もある。
■日系化粧品メーカー(複数)の情報
・ショッピングセンターでの棚落ち(棚から商品が卸される)が発生している。
・テレビ広告が禁止された。
■日系飲料メーカーの状況
・日系小売店の休業や日系以外のスーパーによる製品排除の動きも多少あり、納品不可及び減少という状況
・発注取り消し、返品等もあり
■一般消費者の状況
・日本車については持っているだけで(デモ隊とか反日の中国人に)壊されるという印象が強いため、買い控えの心理が働く
・よほどのこだわりがない限り、代用が効くものは無理に日本のものを買わなくてもいいという動きはあるだろう。車もそうだが、電機製品や化粧品など。
・少なくとも見て、日本のものとわかる製品の場合、買うか買わないか今後、多少躊躇することになる。
■観光・旅行の状況
・現状、上海市旅遊局からの訪日旅行取扱自粛勧告はない。
ただ、「訪日旅行は催行して良い、但し、旅行者の安全を確保すること」という通告があり。中国の国家旅遊局が同様の通告をしており、それを受けたものと思われます。
・浙江省旅行社協会は、「訪日旅行の取扱自粛を建議」というような文書を旅行会社に発信。ただ、現状各社共、訪日一般募集団体旅行の広告、販売を基本的に自主判断で取りやめている。理由は、そもそも販売しても申し込みする顧客がいないこと、また、訪日商品を販売していることが対消費者にマイナスイメージになることが挙げられる。
・個人観光や商務団等は、「来る者拒まず」で、顧客がいれば手配・販売はしているが、数は多くない。また、キャンセル料を徴収しない旅行会社も多いため、キャンセルも相次いでいるのが現状。
・9月21日、無料新聞「時代報」によると、推計では10月国慶節の期間、日本線の搭乗率は60%、その後は40%を維持するのも難しいだろうとのこと。9月から11月までの、日本からの団体客のキャンセル数は3800席、同じく中国からの団体客のキャンセル数は15000席と報道。
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