徳島県の科学技術施設のあすたむらんど徳島と、江蘇省南京市の江蘇省科学技術館が、友好提携の締結に向けた協議を始めました。江蘇省科学技術館から申し入れがあり、7月9日、同館の肖副館長があすたむらんど徳島を訪問しました。
この日、肖副館長は、江蘇省の小中学生を連れて、あすたむらんどを訪問し、館内の展示物などを見学、その後、あすたむらんどのスタッフと協議しました。
肖副館長からは施設スタッフの相互派遣やイベントの共同運営などの提案があり、徳島県も前向きに取り組む考えをしましました。今後は徳島県上海事務所が窓口になって、提携に向けた具体的な交流内容を詰めていくことになります。
肖副館長は、「中国では体験型の科学施設は珍しい。科学分野だけでなく観光など様々な方面で交流したい」と話しています。
江蘇省科学技術館は200種類を超える展示品をそろえており、年間20万人が来館。小中学生を対象にした海外への教育旅行も実施しています。