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上海は全国で食品が最も安全な都市を目指す
中国の報道によると、5月23日、上海市政府が食品安全工作会議を開き、上海食品安全委員会を設置し、『関于進一步加強本市食品安全工作の実施意見』(食品安全強化についての実施意見)を発表しました。
『実施意見』では、「食品安全管理担当者を社内に置くべきで、商品の品質に変化があったり、期限を過ぎた食品について処分制度を執行し、処分した商品名、数量、原因などを正確に記録して、その記録を2年以上保存すること」と規定されています。
全上海市のスーパーマーケットが賞味期限に近い商品を販売する場合、特別なコーナーで販売するか、目の引く印をつけることが提唱されています。しかも、賞味期限に近い商品は製造企業へ返品することを禁止しています。
食品安全の法律違反の行為に対しては『刑法修正案(八)』での関連法令によって、犯罪者の刑事責任を追求することとなっています。また、食品生産や飲食の営業許可を取り上げられた店の責任者は5年以内食品生産経営管理の仕事に従事することが禁止されます。
中国国家質検総局は5月23日、2007年公布された『食品管理規定』の修正案を公示しました。その中には、回収した食品が無害化されても、再び食品生産に利用すること及び再販売することができないことが規定されています。